✅ 接骨院開業用 事業計画書の構成(公庫対応フォーマットに準拠)


【1】事業の概要

項目 書き方のポイント
事業名 ○○接骨院(仮)
所在地 開業予定地(賃貸の場合は仮でもOK)
開業予定日 ○年○月(1年以内で)
代表者名 自身の氏名・資格名(柔道整復師)
開業理由・経緯 「地域密着で予防・根本改善に取り組みたい」など、想いや強みを端的に

【2】経営者プロフィール

項目 書き方のコツ
経歴 出身学校・整骨院勤務歴・得意分野などを簡潔に。例:「柔道整復師歴10年。スポーツ外傷・産後ケアに強み」
保有資格 柔道整復師、機能訓練指導員など
強み・特徴 信頼を得られるよう、技術面・人間性の両面を記載

【3】事業内容・提供サービス

項目 書き方のポイント
施術内容 「保険施術(捻挫・打撲など)+自費施術(骨盤矯正)」
営業時間・休日 明確に。例:「9:00~12:30/15:00~20:00(木・日祝休)」
特徴的なサービス 「姿勢分析・運動指導」「LINE予約対応」「地元スポーツチームとの連携」など独自性を記載

【4】市場・商圏分析

項目 書き方のポイント
商圏人口 ○○市○丁目、半径1km圏内 ○人(地図や統計サイトから調査)
競合接骨院 「周辺に3院あるが、産後・キッズ対応なし。当院は差別化可能」など
ターゲット層 「20~50代女性」「部活を頑張る学生」「在宅ワーカーの腰痛持ち」など具体的に

【5】売上・収支計画(超重要)

項目 書き方のヒント
月間患者数(見込み) 例:初月30人、半年後80人、1年後100人想定
平均単価 保険単価:1,200円/自費単価:3,500円など
月間売上 「保険+自費合わせて月50万円〜80万円」と具体的に数式も入れると信頼性UP
経費 家賃・人件費・レセコン・材料費などを明記
収支差額 月ごとに黒字化できる見通しを明記(例:3ヶ月目から黒字)

✅ ※Excelでの「損益計算シミュレーションシート」も提供可能です


【6】資金調達計画

区分 金額 内容の記載例
自己資金 150万円 貯金から充当、家族支援含む
借入金 300万円 日本政策金融公庫より希望(返済期間5年予定)
合計 450万円 初期費用として使用

【7】資金の使い道(使途明細)

項目 金額 内容例
内装工事費 150万円 施術ベッド・壁・トイレ・待合など
医療機器 70万円 電療器など
備品・消耗品 30万円 タオル・PC・受付用品など
広告費 20万円 チラシ・ホームページ・看板等
運転資金 80万円 3か月分の家賃・材料・光熱費等
合計 350〜500万円程度が一般的

【8】返済計画

  • 例:借入金300万円を 5年返済(月額約5.5万円)

  • 売上計画と照らし合わせて、「毎月の返済は可能」と記載


📎 添付資料(任意)

  • 店舗図面(レイアウト案)

  • チラシ・ロゴの案(マーケティング力の証明)

  • 賃貸契約書の写し(仮でもOK)

  • 柔道整復師免許証の写し(実績証明)